施工実例-HOUSE WATCHING34-ワウハウス(株)

HOUSE WATCHING 34〜家づくりのプロ主導で創造した自然光がいっぱいのシンプルモダンな住まい

●ワウハウス(株) 倉敷市安江 Uさん邸


「プライベートな部屋は畳にしたかった」というご主人の思いが反映された、スキップフロアにある和室。床の間には杉の面皮柱をしつらい、床板には畳、部分的に竹のフロアを設け、純和風の雰囲気を漂わせています。現在はご家族の寝室として使われているとのこと。
シンプルな切妻で、オーソドックスなイメージにデザインされた外観。いろいろな形や大きさの窓がアクセントになっています。
■ワウハウスで建築
 住宅展示場へ足を運ぶ。各種雑誌を読む。こういった情報収集を全くされていない状態で家づくりが始まったというUさん夫妻のマイホーム建築は、住宅会社に勤務されているご主人のお兄さま主導で、トントン拍子で進んだそうです。100軒を超す家づくりに携わったプロが提案する、アイデアを盛り込んで完成した住まいには、経験で培われた知恵と遊び心が光っていました。
  間取りは、「予算が決まっていたら、型にはまったような家になる」という助言で、まず要望をすべて採り入れた理想的な形で、敷地に合わせてプランニング。予算オーバーの場合は何かを削るというスタンスだったそうです。「お兄さんという安心感がありましたし、プロに任せたほうがいいと思って、間取りも考えていませんでした」と奥さま。Uさん夫妻にこだわりがない分、お兄さまが多彩な提案を盛り込まれたご様子でした。
  シンプルモダンをイメージして造られたU邸は、自然光をしっかり採り込めるように窓の形や位置を工夫して随所に設け、建具はパイン材、床はハードメイプルで統一。カラーリングは「ほこりが目立たないように」と明るいトーンでコーディネートされています。住まいの顔になる玄関はゆとりのスペースを確保。家族用の出入り口を別に設けることで、つねにキレイに保てる間取りになっています。
  LDKはそれぞれに独立性を持たせてレイアウト。凹凸のある空間にすることで、家具や電化製品などが置ける壁面を多くしています。「遊び心がなければ面白くない」とお兄さまに言われてリビングにしつらえた、桜の木を用いた飾り天井はインテリアのポイント。ゴージャスな雰囲気を漂わせています。

木の香りが迎えてくれるリビングルーム。味わい深い木の表情を引き出すなぐりの壁をはじめ、飾り天井、テレビボード、飾り棚といった造作部分が遊び心を感じさせます。少し移動するだけで気分を変えられるように、LDKはそれぞれの空間を独立させたそう。

来客用と家族用に分かれている玄関。「テレビで観たことがあったプランで、兄から提案されて採り入れました」と奥さま。靴が玄関に並ぶと生活感が出てしまうので、使い分ける造りに。

対面式は常にきれいにしておかなければということがプレッシャーになってしまい、独立型にしたというキッチン。「生活感を感じさせないし、落ち着いて家事ができます」と奥さま。

保育園に通うお嬢さまのプライベートルーム。大きな窓を設け、壁や床を明るい色でコーディネートしています。

■わが家のこだわり
 キッチンと洗面室の床には、夏はひんやり、冬は人肌の温かさを感じられるコルクを採用。洗面室の天井にはマイナスイオンを発生させる素材、壁には消臭と湿気とりの効果をもつエコカラットを施し、快適な水回りを実現しています。
  Uさん邸の敷地の北側には、外部収納を設けています。「当初は来客を通すための和室をつくる予定でしたが、本当に使うかどうか考えました」とご主人。リビングで事足りるということで、6畳ほどの収納スペースに。「ひと部屋少なくなるというイメージでしたが、周囲に物置を買っている家が多い現状を見ると、外部収納を作っておいてよかったです」。
  外部収納をつくることで、少なくなった部屋数は、スキップフロアを設けることでクリア。階段の途中に和の趣豊かな、ご主人お気に入りの空間をあつらえています。玄関ホールにしつらえた来客用のコートかけ、2階トイレの足元を明るくするために設けたブロックガラス、階段ホールに自然光を採り込む格子など、微に入り細をうがつ仕様はこれからの家づくりの参考になることうけあいです。
敷地の北側が道路という立地を活かした、車を横付けできる外部収納。6畳もの広さを有し、自転車を乗り入れたり、スキー用品やスタッドレスタイヤといった季節物などを置くスペースになっています。

スキップフロアを設けることで、奥行きのあるスペースが生まれました。仕切りにはパイン材の格子を採用。明るく開放的な移動空間に。

2階の部屋と部屋の間に広がるファミリースペース。個室がとれない代りに、移動用の空間を仕切りのない部屋のような感覚で使うという、TV番組で見かけたアイデアを取り入れたとのことです。

■プラン&データ

間取り ■DATA
  • 延床面積/130.27m2(39.40坪)
           1階床面積69.02m2
           2階床面積61.25m2
  • 家族構成/夫+妻+長女

■HOUSE CALENDER

2004.10 【土地購入】
住宅メーカーに勤める、ご主人のお兄さまから分譲地を紹介されたことがきっかけになり、家づくりがスタート。保育園に通うお嬢さまの学区が中学校まで同じという立地などが決め手になり、土地を購入されました。ご主人のお兄さま主導でマイホーム実現へ。
   
2005.1 【プランニング】
マイホームを建てるための情報収集を全くしていなかったというUさん夫妻。まず、敷地に合わせたオーソドックスな間取りを作ってもらい、他と比較をしたり、全幅の信頼を寄せるお兄さまからの提案などを採り入れてプランニングされたそうです。
   
2005.3 【地鎮祭・棟上】
建築中は現場に足を運び、仕様書や設計図と工事内容を照らし合わせていたそうです。とくに建物が隣家と密接しているため、窓の位置については細心の注意を払い、安全性と採光を確保するためにフィックス窓やすりガラスを多用されていました。
   
2005.5 【完成】
   
2005.6 【引越】
「建築中はなかなかマイホームをイメージできなかった」と奥さま。今では、いろいろな人に見てもらい、ほめられて、良さを実感しているそうです。


【施工】 ワウハウス株式会社 TEL:0120-834-046 URL:http://www.wowhouse.jp