施工実例-HOUSE WATCHING37-イイナホーム(株)泰成住研

HOUSE WATCHING 37〜「歴史ある住まいを残したい」そんな希望を叶えた増改築の家〜

●イイナホーム(株)泰成住研 岡山市東畦 Sさん邸

  上品な面持ちの中庭。スポットライトを取り付けているので、夜には幻想的な空間が演出されそう。
 「もう古くなってしまったマイホーム。でも、全部を壊して新築にしてしまうのはなんだか寂しい」。長く住んできて愛着のある住まいになら誰もが思うはず。今回は、そ の想いをカタチにされたSさん邸にお邪魔してきました。
  築60年という母屋の増改築を行なったSさん一家。長年、以前のお住まいには何の不自由もありませんでしたが、雨・風ともに強い台風が多く接近した2004年、その歴史ある住まいは月日の経過と共に生じてきたひずみにより、遂に雨漏りが発生。その被害が甚大であったことから増改築を決意されたそうです。そして「祖父の代から受け継いだ住まいだから、一部だけでも残しておきたい」と思い、母屋の一部を取り壊しての増改築を希望されたSさん夫妻。依頼先を決めるために6社に見積もりを依頼したそうですが、古い家屋を一部だけ残すというのは家のバランスを崩すことにも成りかねないため、提案されたプランは建て替えのものばかりだったのだとか。しかしその中、一社だけは、ご夫妻の希望に叶ったプランを提示。それが、家の構造を見直して増改築を行なう、イイナホームの泰成住研でした。
  家づくりにあたって奥様が一番に希望されたというのが、母屋と増築部分との間にしつらえられている中庭でした。日本ならではの「和」の雰囲気が好きだという奥様の好み通り、敷石の中ほどに常用樹が凛と立つ和風のシンプルなデザイン。その上品な趣が日本家屋の雰囲気を一層ひきたてています。リビング、母屋、サンルーム、子ども部屋の四方から望むことができるので、毎日その光景を楽しんでいるそう。風の通り道にもなっているので、夏には心地よい風を感じながらお茶なんかも楽しめそうです。
  そして、「以前の家が室内まで光が届かず、暗くてじめじめした感じだったんです。だから、新しい家は明るくなるようにしました」と奥様。その奥様の想いがいちばんよく表れているのが、玄関からまっすぐ伸びる廊下。天井には明かり採りに天窓を設置しており、天気の良い日中には真上から明かりが差しこんで、一本の廊下は気持ちの良い光でいっぱいに。また、面するリビングとは大きな半透明のプラスチック製扉で仕切り、リビングにも光が届く配慮がなされています。実は、「光の通路」という名前がつけられているこの廊下。プランニングの段階から泰成住研のスタッフ、Sさん一家揃ってこの名前で呼んでいたそうで、そのこだわりようが窺えます。
  昔ながらの日本家屋である母屋は以前のまま和室にし、増築部分には洋室も取り入れられているSさん邸。母屋の部分には、長い年月を経て味わい深くなっている造作材がそのまま残されていますが、驚くことに母屋と増築部分との間に全く違和感が感じられません。それは、インテリアで調和を図ったというのはもちろんのこと、歴史ある母屋に生じていたひずみを無くし、まるで新築のように生まれ変わらせることのできたイイナホーム 泰成住研の技術力の賜物です。「祖父の時代から受け継いでいる大切な住まいを残すことができて本当によかったです」と奥様。この先も、お子さん、お孫さんと代々末長く受け継がれていくことでしょう。

リビング。洋室でありながらも、家具類を濃いブラウンで引き締めることにより、和の空間とも調和しています。
(左)玄関の正面にはニッチが。季節に合わせて小物を変えていくのも楽しみになりそう。合わせて、竹製の腰板もその洗練された和の雰囲気を演出。
(右)南と北に大きな窓があり、両方からいっぱいに光を感じられる部屋。夜には中庭を眺めながらお酒を…なんて想像も膨らみます。
左が母屋、右が新築部分。まさに伝統とモダンの融合です。
サンルームにはネコ用の小窓をあけ、外と行き来がしやすいようになっています。自由に動き回りたいネコには嬉しい設備かも。
「光の通路」と呼ばれている廊下。日中は天窓から光が差し込み、とても明るい空間に。
 
間取り ■DATA
  • 延床面積/208.12m2(62.96坪)
          既存建物(リフォーム)
          /89.94m2(27.21坪)
          新築建物(申請建物)
          /118.18m2(35.75坪)
  • 家族構成/両親+夫+妻+長男+長女

■HOUSE CALENDER

2004.秋 【増改築を決意】
建築から約60年もの歳月が経っているという家にお住まいだったSさん一家。雨・風ともに強い台風が数多く接近した2004年。住まいがその台風の被害を受けひどい雨漏りに見舞われてしまったことが、増改築に踏み切るきっかけとなったそうです。
   
2003.12 【出逢い・プランニング】
本などでリフォームが可能な工務店や住宅メーカーを探し、そのうち6社に見積もりを依頼した奥様。「祖父の代から受け継いできた住まいだから、せめて母屋だけでも残しておきたい」。そんな想いを胸にリフォームを決意されたご夫妻でしたが、古い家屋を一部だけ残すというのは技術的に難しく、どこのメーカーからも全て取り壊して建て直すというプランしか出てこなかったそう。しかしイイナホーム 泰成住研だけは、以前の住まいを半分だけ取り壊し、新築部分を継ぎ足すというプランを提示。イイナホーム 泰成住研での家づくりを決意されました。
   
2005.3 【契約】
   
2005.7 【着工】
   
2005.11 【完成・引越し】
「以前の住まいはあまり光が入らず暗かったので、今度は明るい家にしたかった」という奥様。窓を大きく取り、廊下には天窓を取り付け、家中に光が溢れる心地よいお住まいが完成しました。


【施工】 イイナホーム 株式会社 泰成住研
TEL:0120-01-3300 URL:http://www.117pro.com