施工実例-HOUSE WATCHING41-(株)デザイナーズハウス木屋

HOUSE WATCHING 41〜こだわり抜いて生まれた、シンプルかつスタイリッシュな住まい〜

●(株)デザイナーズハウス木屋 岡山市今

  100インチの大型スクリーンを埋め込み、ホームシアターが楽しめるよう工夫されています。
 目の前を川が流れる、閑静な住宅地にマイホームを構えたOさん。直線的なフォルムと白のサイディング、玄関部分に施したガルバリウムが、シンプルかつスタイリッシュな雰囲気を放つ邸宅です。
  もともと住宅に興味があり、住宅関連の折込みチラシを見るのが好きだったというOさん夫妻が、本格的に家づくりを考え始めたのは今から2年前のこと。「当時はコーポで暮らしていたんですが、家賃を払い続けることを考えるとマイホームを手に入れた方がいいんじゃないかと思い始めました」と奥様。そして様々な住宅メーカーの展示場をまわり、情報収集を開始。しかし、モデルハウスの設備は豪華すぎて、いまいち自分たちの建てたい家とイメージが合わなかったそうです。また、Oさんが建てたいと希望していたのが“リビング階段”“インナーガレージ”“玄関脇収納”がある家。しかし、規格型住宅ではなかなか予算内でそれらを盛り込むことが難しかったようで、いくつかの住宅メーカーから間取りをもらっても、希望が反映されていないこともあったそう。そんなとき、友人から紹介されたのが設計事務所のデザイナーズハウス木屋さんでした。「“設計事務所=高い”というイメージがあったので、そもそも頼むつもりはなかったんですが、参考までに話を聞いてみようかなと思って行ってみました。でも、そこで設計士の当田さんと実際にお会いして話をするうちに、その親身な人柄に惹かれて…。しかも設計施工一体管理の上、金額面においても意外と高くなかったので、帰るときには“ここに頼もう”と決めてましたね」と奥様は当時を振り返ってくださいました。
  こうしてスタートしたOさんの家づくり。当初から叶えたかった3つの条件を含め、Oさんのこだわりがふんだんに取り入れられた住まいは、見どころが盛り沢山です。玄関を開けるとすぐに現れる、直線に伸びたリビング階段は2階のバルコニーまで続いており、晴れた日はここから燦々と陽の光が差し込みます。また、玄関脇に設けた収納には、外部に向かってガラスブロックを付けることで十分な採光を確保。収納でありながら暗い雰囲気がありません。
  内装は、外観のスタイリッシュなイメージとはまたひとあじ違った趣き。それは、リビングの梁や階段といった建具に使った木が、室内にナチュラルさを与えているから。「はじめは階段もステンレスにするつもりだったんですが、それだと冷たい印象になったでしょうね」と奥様。また、白い壁と明るい木色を基調としながらも、キッチンカウンターやパソコンスペースには濃いブラウンを使用。色味にもメリハリを付けています。これはご主人の提案だそうで、奥様は「埃が目立ちそう」という理由で反対していたそう。しかし、実際にやってみると「落ち着くし、いい色ですね」と満足のご様子。
  2階は吹き抜けを中心として、ご主人の趣味のスペースと寝室、将来は子供部屋として使う予定の居室が並びます。また、短い梯子をのぼると、そこには小さなロフトも。「これは工事が始まってから急きょお願いしたもので、木屋さんにはだいぶ無理を言いました(笑)」と奥様。
  また、2階のトイレのクロスは背面のみ色を替え、ユニークな仕上がりです。こういった“遊び”の要素も感じられるOさん邸ですが、それについて伺うと「せっかくのマイホームですから、ちょっとした遊びの部分も取り入れたかったんです。」と答えて下さいました。
 広めにスペースを取ったバルコニーにも、実はOさんのこだわりが。「出入口に段差を付けず、フラットなまま外に出られるようにしたかったんです」とご主人。しかし、これを達成するには意外な苦労があったそう。というのも、「階下が居室がある場合、天井高の確保が難しいかもしれないとの話があったんです。それでもどうしてもフラットにしたかったので、設計の当田さんと協議した結果、思い切ってバルコニーの階下にあたる畳コーナーとキッチンの天井を少し低くすることで解決しました。和室は基本的に姿勢や視線も低いですし、少々天井が低くても気にしませんから」。確かに、1階を拝見したときも天井が低いなどとはまったく気がつきませんでした。実際にバルコニーを使った感想をうかがうと、「洗濯物をかかえて外に出るときもまたぐ必要がなく、便利ですよ」と奥様は笑顔でおっしゃいました。
  出来上がったマイホームに対して、「大満足」と言い切るOさん。「やっぱりやりたいことをすべてやったからですね。予算的に厳しいところは、デザイナーズハウス木屋さんからの提案を聞きながら材質や仕様などを工夫したので、低コストで納得がいくものを実現できたと思います」。今後はこの住まいに合うインテリアを揃えていきたいそうで、「ここまで来たら、インテリアも妥協しません」とのお言葉に、これからがますます楽しみなOさん邸でした。
(左)リビング、ダイニング、畳コーナーがひと続きの広いスペース。天井の梁は木目が残り、ナチュラルさを感じさせます。また、リビングにはホームシアターも設置。リビングの四方をロールスクリーンで覆い、シアタールームとしても使えるようになっています。

(右)階段下のデッドスペースには、デザイナーズハウス木屋さんからの提案でパソコンスペースを設置。全体の色に濃いブラウンを使ったことで、空間を引き締める効果も。

(左)1階のトイレに使用した洗面ボウルは、インターネットで見つけたもの。鮮やかな濃いオレンジがアクセントとして効いています。

(右)外観の無機質なイメージをやわらげるため、インナーガレージの側面には木を使用しました。天井部分にスポットライトを設置しており、雨の日や夜でも中で作業ができるようになっています。また、友人とのバーベキューにも使われるそう。

(左)2階のトイレには遊び心のある個性的な壁紙を使用。こうしたゆとりの部分が、毎日の生活を楽しくしてくれるのかも。

(右)玄関を入ると目に飛び込んでくるリビング階段は、インパクト十分。実は手前にガラスが張ってあり、上部にははめ殺しの窓を取り付け、バルコニーからの光が入ってくるようになっています。扉を左にスライドさせると、リビングにつながります。

(左)リビング階段を上がると、正面にはバルコニーが。出入り口がフラットなので、洗濯物を干す際にもまたぐことなく出られます。「ちょっとしたことですが、とても便利ですよ」と奥様。
(右)落ち着いた雰囲気の寝室。クローゼットのドアの脇に設けたニッチにはダウンライトを設け、ム−ドを演出しています。
「これから飾るものも集めていきたいんです」と奥様。

(上)リビングの脇にある畳コーナーは、下を収納として活用。何かと雑多になりがちなリビングにおいて、かなり重宝する存在です。また、地窓の向こうには坪庭も作る予定だそう。
(左)ご主人の趣味のスペースには、色とりどりのルアーやお気に入りの時計などが飾ってあり、楽しい雰囲気。棚は可動式なので、飾りたいものが変わっても対応できます。

(上)対面式のキッチン。上部の吊り戸棚をなくし、すっきりとした開放感が出ています。食器棚をはじめ、十分な収納が設けてあるので、収納力は抜群。空いたスペースにはガラスの飾り棚を設置した、なんとも贅沢な空間です。
(右)かねてからの希望で玄関脇収納を設置。ガラスブロックを付けたことで十分な採光ができ、収納でありながら中はとても明るく仕上がっています。

まるでホテルのような上級感漂う洗面室。戸棚とオーブン棚を併用し、しまうものによって収納場所が選べるようになっていました。
 
間取り ■DATA
  •        1階床面積71.8m2
           2階床面積47.8m2
  • 家族構成/夫+妻

■HOUSE CALENDER

2004.4 【情報収集開始】
かねてから住宅に興味があったOさん夫妻は、この頃から本気で家づくりを考えるように。さまざまなハウスメーカーの展示場を見てまわったそうですが、モデルハウスが豪華すぎてあまりイメージがわかなかったと言います。知人の紹介でデザイナーズハウス木屋さんと出会って意気投合し、ここから本格的に家づくりがスタートしました。
   
2004.6 【土地探し】
ご主人の実家が近所にあり、もともと近くのコーポで暮らしていたため、この付近を中心に探されました。その他の条件としては、“前を走る道路が広いこと”だったそう。
   
2005.5 【着工・上棟】
近くにお住まいだったこともあり、造成の段階から足繁く現場に通われた奥様。「記念だと思い、毎日写真を撮りました」とのこと。
   
2005.10 【引越し】
「妥協せずに家づくりを進めたおかげで、納得のいく住まいができました。 大変満足しています」と奥様。今後の夢はインナーガレージに映えるような車を買うことと、畳コーナーから見られる坪庭を作ることだそう。夏には2階のロフトから、金光の花火を楽しめそうです。


【施工】 デザイナーズハウス木屋
TEL:086-805-8648  URL:http://www.house-kiya.co.jp